2010年5月アーカイブ

建設中の東京スカイツリーが東京タワーの高さ332.6mを抜き、日本一高い建物となった。
完成時には高さ634mとなり、世界一の電波塔になるそうだ。世界一高いタワーの完成ぬ向けて、早くも向島界隈は変貌を始めているらしい。

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ところで、東京タワーは放送塔としての役割とおなじみの展望観光施設以外に、高さを利用した大気の観測や地震などによる電車の緊急停止信号の発信もしているとのこと。が、タワー大神宮という東京23区内で最も高場所に神社があることは知らなかった。せひ一度訪ねてみたいものだ。

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外側へ大きく反った東京タワーの土台に対し、東京スカイツリーのまさにまっすぐ伸びる樹木のようなスタイルは、
東京タワーが造られた時代に比べて材料や建造技術の大きな発展を印象づけている。
東京スカイツリーは地上が正三角形構造で、上に行くにしたがって円形となり地上320mで正円になる造りで、
そこには「そり」「むくり」の日本古来からの建設技術が活かされているといわれます。
時折、古くからある商店や民家の屋根瓦の緩やかな盛り上がりなどに「むくり」をみることができますが、
古来からの身近な技術が最先端の建造物を支えることになるわけですね。


さて、東京スカイツリー完成の暁には神社もつくられるのでしょうか?
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