庚申

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目黒区美術館の近くの庚申塚。
その気になって探索すると、思いの外多くの塚が残されているのに気づく。
この塚はいつ通りかかっても花が手向けられている。
庶民にとって、庚申の夜は大切な信心の時間であり情報交換の場でもあったようだ。そして何より娯楽の夜でもあった。路傍の庚申塚を観る度に、そのような時間を失った今日の暮らしを少しばかり残念とも思う。


庚申塚500.jpg

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このページは、ディ・ジャパンが2011年8月21日 22:15に書いたブログ記事です。

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